クレジットカード、作りすぎても大丈夫!?審査への影響を検証

クレジットカード、作りすぎても大丈夫!?審査への影響を検証

クレジットカードは作りすぎてしまっても大丈夫?

最近では、テレビや雑誌でも「ポイ活」ということば多く見かけるようになりました。

 

そんなポイ活ですが、中でもクレジットカードを作ることで貰えるポイントがとても高く、高い報酬を目当てについついクレジットカードを作りすぎてしまったという方も多いのではないでしょうか?

 

本記事では、クレジットカードを作りすぎてしまうことで、どんなデメリットがあるのかを検証してまとめてみました。

 

クレジットの枚数は審査には関係ない?

結論からお話すると、クレジットカードを作りすぎたからといって、クレジットカードの審査に通りにくくなったり、住宅ローンの審査に通りにくくなったりといったことはほぼ無いと言えるでしょう。

 

ただし、あからさまに特典やポイントサイトでの報酬目当てだとクレジットカード会社に判断された場合、同じクレジットカード会社から発行しているその他のクレジットカードの審査が通りにくくなる場合もあるため、注意が必要です。

 

「あからさまな」と表現をしましたが、個人的な感覚ですと、特典や報酬を得て2,3日後に解約をする場合などかと思っています。

 

その為、私は、念の為にクレジットカード会社の特典やポイントサイトでの高額報酬目当てで契約したクレジットカードで、今後あまり使うことが無いだろうなというカードについては、2、3ヶ月程してから解約をするようにしています。

 

私の場合ですが、今のところそれで後に作ったクレジットカードの審査は問題なく通過できています。

 

結論からお話をしましたが、詳しい検証については次の項目よりご紹介をしていきます。

 

日本クレジット協会に聞いてみた

まずは、クレジットカードのことでは、信頼できる回答が貰えると思われる一般社団法人 日本クレジット協会にクレジットカードの作りすぎと審査に対する影響について問い合わせてみました。

 

現在、クレジットカード入会時の特典が欲しく契約したクレジットカードが5、6枚あります。

クレジットカードを多数持っていると今後契約するクレジットカードの審査に通らないといったようなことはあるのでしょうか?
あとは、住宅ローンなどの借入時の審査などに影響することはあるのでしょうか?

審査基準はクレジット会社の審査基準に則り実施されるため、クレジットカードの所有枚数がクレジットカードの審査に影響を及ぼすかは不明です。
なお、クレジット会社は審査時に信用情報機関に問い合わせをするので、例えば、支払い料金の滞納があった場合や借入額がある場合は、審査に影響が出る可能性があります。
住宅ローンについても信用情報機関に問い合わせしますが、クレジットカードの保有枚数の審査への影響は先ほどと同様不明です。

 

問い合わせ結果は…

 

クレジットカードの審査も住宅ローンの審査もクレジットカードの保有枚数が審査に影響するかは不明といった回答でした。

 

これだけでは、よく分からないので、信頼できる情報をもう少し探して調査をしてみました。

 

クレジットカードの審査基準

クレジットカード会社の友人に聞いてみたところ、どうやら「詳細な審査基準」は社員ですら極一部の人にしか知らされていないということでした。

 

おおまかな審査基準(例えば、年収○○○万円や借金○○万円など)は、機械で判定されていて、その後、審査を通すか通さないかは信用情報機関の情報を見たりして決めるみたいです。

 

みなさんもクレジットカードの応募をする際に、年収や借金や勤続年数などを入力するかと思いますが、まさにあれが「おおまかな審査基準」ということですね。

 

思い返してもその入力にクレジットカードの保有枚数は入力したことがありません。

 

となると、「詳細な審査基準」の方に入るか入らないかということになってくるかと思います。

 

詳細な審査基準は、社員の極一部のみしか知らない部分もあるかと思うので、私が調べ上げるのは不可能に近いですが、信用情報機関に何かヒントがあるかもしれないので、調べてみました。

 

クレジットカードの情報は信用情報機関に登録される

一般社団法人日本クレジット協会の回答にも出てきた信用情報機関にも触れておきましょう。

 

もしあなたがクレジットカードを作った場合、その情報は信用情報機関というところに記録されます。

 

登録される情報は、クレジットカードを利用した場合にしっかりと滞納をせずに支払っているか等の支払い状況によるものがメインになります。

 

そして、この信用情報機関に登録された情報は、住宅ローンを借りるときや、新しくクレジットカードを作るときの審査の判断材料として使われます。

 

クレジットカードを何枚持っているかも、この信用情報機関に登録されている情報を見れば分かるのですが、クレジットカードの枚数が多いので信用が落ちるといったことは考えにくく、滞納なくしっかりと支払いが出来ていれば問題ないと考えられます。

 

その為、例えばポイ活などでクレジットカードをたくさん作りすぎてしまったものの、その後放置をしていて使っていないという状況であれば、支払いの滞納も無いので信用情報としても特に問題は無いと言えるでしょう。

 

自分の信用情報は簡単に確認できる

信用情報は、銀行やクレジット会社が審査の参考に使用するものではありますが、実は個人でも簡単に情報を取り寄せることが出来てしまいます。

 

まずは、いくつかの信用情報機関についてご紹介しておきます。

 

株式会社 シー・アイ・シー
株式会社CIC_信用情報機関

 

・PC開示、スマホ開示は画面上でも確認できる(PDFも取得可)
・窓口、郵送での申し込みにも対応
・PC、スマホ、郵送の開示手数料は、1,000円(税込)
・PC、スマホはクレジット払い、郵送は、定額小為替証書での支払い。
・窓口での開示手数料は、現金500円(税込)

 

株式会社 日本信用情報機構
日本信用情報機構_信用情報機関

 

・スマホ、郵送、窓口それぞれでの申し込みに対応
・照会内容は郵送されてくる
・クレジット払いでの開示手数料は、1,000円(税込)
・コンビニでの支払、ATMからの支払、オンラインバンキングからの支払は別途手数料
・窓口での開示手数料は、現金500円(税込)

 

一般社団法人 全国銀行協会
全国銀行協会_信用情報機関

 

・開示は郵送のみの対応(窓口対応はしていない)
・照会内容は郵送されてくる
・開示手数料は、定額小為替証書で1,000円(税込)

 

どの信用情報機関から開示情報を受け取っても手数料は1,000円程になります。

 

今回は、検証のために、この中の株式会社 シー・アイ・シーから私の信用情報を取り寄せてみました。

 

シー・アイ・シーから取り寄せた私の信用情報報告書についての詳細は以下の記事に詳しくまとめてありますので、ご参考までに。

 

自分の信用情報を取り寄せてみた

クレジットの保有枚数の情報があるかを見ていったところ、「クレジット情報」という資料が複数枚ありました。

 

どうやらこれは、この株式会社シー・アイ・シーの会員会社から登録された分だけあるとのこと。

 

ということは、シー・アイ・シーの会員会社のクレジットカードを発行した分だけあることになるため、クレジットカードの保有枚数が分かることになります。

 

ただし、会員会社のクレジット情報のみ分かることになるので、会員会社のクレジット以外は登録されないということです。

 

しかし、会員会社の一覧を見ると私が知っているほぼ全てのクレジットカード会社が登録をしていたため、実際には、自分が持っているクレジットカードの情報はほぼ全て信用情報機関に登録されていると思って良いでしょう。

 

クレジットカードの保有枚数は、信用情報で調べようと思えば調べられるため、100%審査に影響しないかと言ったら分かりませんが、審査に影響する可能性が低いと判断できる材料が見つかりましたのでご紹介します。

 

住宅ローンの基準について

住宅ローンの基準について、国土交通省が毎年発行している「民間住宅ローンの実態に関する調査報告書」が参考になります。

 

そこで、平成29年度の資料を調べてみました。

 

下の表は、「融資を行う際に考慮する項目」として、何%の調査対象機関が項目に入れているかのまとめになります。

 

実際の資料では、平成27年、平成27年の調査結果とともに棒グラフで示されていますが、その資料の平成29年度の調査結果のみを抜粋してまとめています。

 

融資を行う際に考慮する項目

 

データを見てみると、90%以上の調査機関で審査項目としている内容は以下の項目でした。

 

完済時年齢 (97.2%)
健康状態 (95.7%)
借入時年齢 (95.6%)
担保評価 (95.5%)
融資可能額(融資率)A借換えの場合 (94.4%)
年収 (93.6%)
連帯保証 (92.8%)
勤続年数 (92.7%)

 

表の中には、「クレジットカードの保有枚数」という明確な項目は無いですが、もし審査項目にあったとしても「その他(5.2%)」に含まれることになり、やはりクレジットカードの保有枚数は、住宅ローンにはほとんど影響しないのではというのが私なりの結論です。

 

これは、住宅ローンに関する調査で、クレジットカードの審査項目についての調査結果ではありませんが、個人の信用を元に審査をしている点では似ている為、クレジットカードの審査でも似たような内容が審査されていると想定できるかと思います。

 

まとめ

クレジットカードの審査、住宅ローンの審査それぞれにおいて、クレジットカードを作りすぎてしまって審査に落ちるといったことは考えにくいという結果になりました。
審査に通りにくいと感じたときは、クレジットカードの保有枚数の影響よりも、年収や勤続年数や公共料金の支払いの延滞(携帯電話の料金なども)の影響の方が大きい可能性の方が高いでしょう。

 

クレジットカードの審査になかなか通らないときには、審査が比較的甘いクレジットカードを保有して、良質なクレジットヒストリーを作っていくのも良いかと思います。
クレジットカードの審査が比較的甘いクレジットカードをいくつかご紹介しておきますので、ご参考にしてみて下さい。

 

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